【日帰り登山】白馬・八方池へのナイトハイクで絶景に会いに行こう

こんにちは!さえです。

先日、長野県の白馬村に位置する八方池へのナイトハイクを決行しました。

今回は絶景を求めて歩いた登山の記録と、撮影の振り返りをしていきたいと思います。

八方池はこんな場所!

撮影地までのナイトハイク登山は片道2時間弱

池に映る白馬連峰が美しい

朝の絶景を拝むならナイトハイクor小屋泊が必須

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八方池とは?

八方池

八方池は、長野県白馬村の定番絶景スポットの一つ。

唐松岳から伸びる尾根に、突然現れる不思議な池です。長い年月をかけて、雪解け水や雨水が溜まってできた池だとか。

中部山岳国立公園と長野県特別天然記念物に指定されています。

水面に映る白馬三山が絶景!

八方池の周辺は遮るものがないため、目の前に白馬三山を一望できます。

八方池のデータ

・標高:2,060m

・周囲長:180m

2,000mを超える標高に位置している八方池の魅力は、なんと言ってもリフレクション

風のない時間帯を狙って水鏡する白馬三山を写真に収めようと、カメラマンが集まる人気スポットです。

おすすめの季節と時間帯

私は過去2回、八方池に訪れました。

1回目は8月の日中

八方池へは「白馬八方尾根スキー場」のリフトを乗り継ぐことで、手軽にアクセス出来ます。

リフト乗り場の駐車場はこちら

登山口までは3本のリフトを乗り継いでアクセスします。

リフトの降り場から八方池までの登山ルートは、1時間ほど。

標高はしっかりあるので登山装備が必要になりますが、比較的登山道も整備されているので、登山初心者にもおすすめルートです。

天候も良く気持ちの良い登山でしたが、肝心の八方池の景色は…

この通り、白馬三山が雲に覆われてしまい、お目当ての絶景写真は撮影できませんでした。

後から調べて見ると、地形からして午後は谷風の影響を受けて、雲も風も発生しやすいとのこと。

2回目は10月、深夜〜早朝

1回目の反省を活かして、2回目は夜明けまでに八方池に辿り着こうと、ナイトハイクを決行。

深夜なので当然、リフトは動いていないので、1回目とは異なるコースでの登山になります。

苦労して夜から登って撮影した成果がこちら。

まさに絶景!!

天候も良く風もなく、完璧な白馬三山のリフレクションが撮影できました。

また運良く真っ赤にモルゲンロートした白馬三山を拝めました。

ここからは八方池にナイトハイクでアタックするコースを紹介していきます。

登山口は黒菱駐車場から

リフトを乗り継ぐことができないので、できるだけ標高を稼ぐために、黒菱駐車場まで車を走らせます。

黒菱駐車場のアクセスはこちら

黒菱駐車場のキャパは200台ほど。

午前8時、下山した際の駐車場は、もう満車でした。

深夜の2時ごろに到着しましたが、たくさんの車が停まっていました。皆さん車中泊をしているご様子。

黒菱に至る黒菱林道は、道幅が狭く、大型車の通行はできません

また黒菱林道は、牧場内を通っていますので、通行の際は、牛にご注意ください。

※帰りに遭遇しました。

コースタイム

黒菱駐車場〜八方池の活動データは以下の通り。

八方山 / さえさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

停まっているリフトの下を黙々と登ります。

ちなみにリフトが動いていれば、黒菱駐車場からは2本のリフトを乗り継いで登山口(八方池山荘)までアクセス出来ます。

リフト下の道はこんな感じ。
舗装されたきれいな道ですが、傾斜はなかなかに厳しいです。

3時ごろに黒菱駐車場を出発し、八方池山荘に着いたのは4時前。

約1時間でリフト2本分の標高を稼ぎました!やったね!

ここまで来たら目的地はもうすぐ。八方池までのコースタイムは1時間半とのことでしたが、夜で人も少ないこともあり1時間弱で到着できました。

日の出に間に合うように、休憩も程々に足を急ぎます。

八方池周辺まで来るとさすがに2000mを超えてくるので、10月とはいえ少し霜が降りて一部凍っているところも。足を滑らせないように、道を選びながら慎重に進みます。

撮影データ

4時45分、八方池に到着。

新月期だったので夜中星を撮られてたカメラマンさんが既にいらっしゃいました。

わたしたちも三脚を立てて日の出を待ちます。

5時30分、日の出。

八方池から白馬三山方面の景色は西に広がっていて、東側は囲まれている形になるので、日の出から白馬三山に日が当たるまでは少し時間がかかりました。

6時頃、ようやくモルゲンロート開始。

ちょうど風も穏やかになり、絶好のシャッターチャンスが訪れます。

朝日が白馬三山を真っ赤に染めたのは5分〜10分。この一瞬のために夜中から登ってきた甲斐がありました。

降りも寄り道しながら楽しんで!

目的だった八方池の朝日リフレクションが撮影出来たので、あとは安全に下山するのみ。

リフトが運転を始めると、登山客が一気に増えてくるので、それまでには下山をしたいところです。

リフトの運転開始時間は時期によって異なりますが、この日は8時15分からとのことで、8時下山を目標に、下山していきます。

この日は秋晴れ陽気で、下山途中も雲海が広がっていたり素敵な紅葉が見れたり。途中シャッターを切りながら、2時間かけてゆっくり下山しました。

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まとめ

今回は白馬を代表する絶景スポット、八方池の紹介と、ナイトハイクの記録をまとめてみました。

日中、夜中と2回訪れましたが、やはり絶景の観点からするとオススメは、朝日を目指して登ること。

夜中の登山は危険もたくさんなので、明るいヘッドライトはもちろん、装備は十分にする必要があります。

とにかく明るい!安心なヘッドライトは「PETZL」がおすすめです。

夜中に登るのはちょっと…という方は八方池山荘に宿泊するのがオススメ。

リフトの終点に位置する八方池山荘から八方池までは、およそ1時間の登山ルートでアクセス出来ます。

日の出1時間前ぐらいに登山を開始できれば十分モルゲンロートには間に合うので、前日にリフトを使って入山・1泊するのも賢い手です。

山荘の詳細はこちら

以上、参考になりますと嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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